🌿 お灸は、世代をつなぐぬくもり。— 春の巡りを整えるお灸教室 —
- ginzahariru
- 2月25日
- 読了時間: 2分
春の巡りを整えるお灸教室 ― 記憶と、ぬくもりと。
先日、「春の巡りを整えるお灸教室」を開催しました。
東洋医学では、春は「肝」の季節と言われます。肝は“巡り”を司るはたらき。
冬に溜め込んだものを、外へ、上へ、動かしていく力。
けれど、暦は春でも、体はまだ冬の名残を抱えています。
だからこそ、急がず、強すぎず、やさしく“巡らせる”ことが大切になります。
体に触れることは、自分に触れること
今回も、ただ話を聞くのではなく、自分の指でツボを探し、温かさを感じる時間をつくりました。
太衝。三陰交。太渓。合谷。
どれも「巡りのスイッチ」となる場所です。
でも本当に大切なのは、場所の正確さではなく――
“今の自分の体を感じること”。
お灸のぬくもりが入ると、呼吸が少しゆっくりになり、体の奥にあった緊張が、静かにほどけていきます。
それは、自律神経が整うという説明もできますが、もっと単純に言えば、
「体が、安心する」瞬間なのだと思います。
記憶をつなぐぬくもり
ある方は、帰宅後すぐに台所の横に“お灸スペース”を作られたそうです。
そして思い出したのは、お父さまの足にお灸をしてあげたこと。おばあさまの背中のぬくもり。お母さまが、もぐさを丸めていた姿。
東洋医学は、理論だけのものではありません。
暮らしの中で、誰かの体を気づかい、ぬくもりを手渡してきた時間の積み重ね。
お灸は、ただ温めるものではなく、世代をつなぐぬくもりなのだと、あらためて感じさせていただきました。
次の季節へ
春の巡りが整ったら、次は夏。
暑くなる前に、こもる熱や湿気をやさしく整える「暑気祓い」。
また、季節の節目に皆さまと静かな時間をご一緒できたらと思っています。
今回も、本当にありがとうございました。



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